11月12日のTBS「SPEC」、またはエキストラにとっての「世間は狭い」現象
1週間前の話になっちゃいますが、11月12日放映分のTBS「SPEC」の「親子丼が名物の焼き鳥屋」のシーンに出てました。
当日は監督の指定でちょっと面白みのある演技をつけていただいたため、放映を楽しみにしていたのですが、まんまとけっこうその動きが映っていて自分としては満足。
で……以下はドラマとは直接関係ない話ですけど、このシーンのロケ当日の私的出来事をひとつ。
現場近くの路上(某私鉄沿線の裏通り)で待機していたら、かれこれ6年ぐらい前からの顔見知りの女性エキストラが通りかかったので挨拶したんですけど、じつは彼女はエキストラの仕事でここへ来たのではなく、単にロケ地近辺在住なだけで、通りかかったのはまったく偶然だとのこと。
そういうわけで、ぼくより先方のほうがびっくりしてましたが……エキストラをやるようになって以来、そうやって「(自分の地元以外の)街で偶然、知り合いにばったり会う」機会がかなり増えた、というのが実感です。
1・いろんな撮影現場体験を通じて、「顔が広くなってきている」(顔見知りの人数自体が絶対的に増えている)
2・行動が不規則で日々、首都圏一円のあちこちに行く機会がある。
3・路上で何10分~数時間ぼーっと立っていたりすることも多い。
……といったエキストラというシゴトの性格が影響しているのでしょう。
出会うのは必ずしも「顔なじみのエキストラ同士」だけじゃなく、本業関係の取引先の社員のひととばったり池袋で出くわしたこととかもありますが、これも自分が池袋に出かけた理由自体が「エキストラ出演」だった(というか、そういう用事がないとまず池袋に行く機会はない)ので、上記「2.」にあてはまることになります。
そういうわけで……1千数百万都市・東京といえど、エキストラやってる人の目から見れば意外と「世間は狭い」のであります。(おおげさ)