わが家の古いパソコンが大学の資料館入り!
わが家の物置き部屋に長らく眠っていたパソコンが1台、このほど愛知県の名古屋商科大学の資料館に保存展示されることとなり、2010年12月6日に旅立っていきました。
機種名は「IBM-JX5」。
日本IBMが1984年に発売した個人向け16ビットパソコン「IBM-JX」シリーズの最上位かつ最終の機種(翌年発売)で、購入したのはたしか1985年暮れだったと記憶しています。
ってことは、もうかれこれ25年、四半世紀もたってるんですネ。うわー。そんなになるか。
このJX5、マイナーな機種とはいえ海外のIBM PC向きのできのよいパソコン通信ソフトがそのまま使えたりしたため、個人的には数年間かなりヘビーに使っていたのですが、DOS/V登場(1990年ごろ)以降はただ保管していただけの状態。さすがにそろそろ処分を考えていたところへ、
「IBM-JX5はわが校の情報化教育史にとって記念碑的機種で、建設中の資料館に展示したいためずっと探していた。まだお持ちだったら譲ってくれないか」
という申し出のメールが舞い込み、ならばということで無償でお譲りしたものです。
自分の持ち物が、博物館(ではないけれど、それに近いような環境)で保存展示される……って、なんか光栄という気もしますし、けっこう思い入れのある機械であったぶん、単なるスクラップにならずに済んでよかった、という思いもあります。